日本花名鑑1 追補正誤表


刊行以来、さまざまなご意見を頂戴いたし、厚く御礼申し上げます。早速ながら、これまでに判明いたしました誤り、あるいは追加情報をお知らせいたしますとともに、ご迷惑をおかけいたしたことを深くお詫び申し上げます。前例のない試みの中で、膨大なデータ量を扱ったことに起因するもので、なにとぞご理解を賜わりますようお願い申し上げます。このたびの経験を踏まえ、第2号では一層の努力を傾けますので、変わらぬご支持を頂けますようお願いいたします。なお、第2号の紙面でも第1号の追補正誤表を掲載いたし、万全を期していく所存です。(安藤敏夫・小笠原亮)


2002.8.9更新分
行・写真説明
誤 → 正
23 5 アカネ科 → ミカン科
66 19 「サンゴジュ」の分布域に「済州島、台、南中国、印マ」を加える。[注1]
232 17 「セージ」の解説は誤りでした(「ハーブ」の章の143頁25-26行にある同項目の解説を参照)。[注2]
 
注1 本書ではサンゴジュを広義に解釈しています。したがって、アジアの南方まで分布することを加えないと、説明としては片手落ちでした。なお、南方で見られるもののなかに「花序に毛がある、葉柄が通常1cmまで」などの違いをもつものがあり、それらと日本のサンゴジュを区別する意見もあります。その場合、日本で見られる狭義のサンゴジュは変種(var. awabuki)、あるいは別種(Viburnum awabuki)として扱われます。

注2 232頁の「セージ」の解説は直前の項目「Salvia miniata」の草稿でした。当初「ハーブ」の章だけにあった「セージ」を「1・2・多年草」の章にも加えるべきだとの判断が編集制作作業の途中ではたらき、そのための余白を作るために、直前の項目をコピーしたのが、誤りを生じた原因であります。項目名は「セージ」に変えたものの、解説内容の変更がなされずに残ってしまったものです。本来の「Salvia miniata」の項目は、そのあとで解説内容が更新されました。見かけのうえで解説が異なるので、出版期日の迫るあわただしさのなかで見落された、というのが事の顛末のようです。申し訳ありませんでした。
インターネットを拝見していますと、本書についてのコメントがなされております。そうした熱心な読者のご指摘でこの誤りに気づきました。また23頁の科名の誤植は読者から寄せられたお葉書きでご指摘を頂いたものです。ありがとうございます。

2001.9.15更新分
行・写真説明
誤 → 正
46 30 ノウゼンカズラ科 → ゴマノハグサ科
2001.8.27更新分
行・写真説明
誤 → 正
260 右42 石見町 香木の森公園 邑智郡石見町矢上6000 08559-5-1111 → 香木の森クラフト館 邑智郡石見町矢上7154-10 0855-95-2369
行・写真説明
誤 → 正
9 26 JF35536) → JF35536
26 JF35537) → JF35537
11 写真説明 ‘サー・ジョン・チャリントン’ → ‘サンセット’
11 写真説明 ‘サンセット’ → テリハボク
12 写真 → ‘ファスティギアタ’ではない(別掲写真参照
13 写真 → ‘マリー・サイモン’ではない(別掲写真参照
15 8 豪 → 豪(川上
19 9 → cigar plant を削除
11 hyssopifolia → hyssopifoliacigar plant
写真説明 ‘ヤツブサ・ピンク’→ ‘ヤツブサ・ホワイト’
写真説明 ‘ヤツブサ・ホワイト’→ ‘ヤツブサ・ピンク’
28 写真説明 エンジェルズ・イヤリグ → エンジェルス・イヤリング
30 8 JF21553JF21533
32 写真説明 ‘ファーサン’→ ウズアジサイ
写真説明 ‘ホベラ’→ ‘ファーサン’
写真説明 ‘ホミゴ’→ ‘ホベラ’
写真説明 ‘ホパリーヌ’→ ‘ホミゴ’
写真説明 ‘伊豆の華’→ ‘ホパリーヌ’
写真説明 ‘城ヶ崎’→ ‘伊豆の華’
写真説明 ‘十二単’→ ‘城ヶ崎’
31 → 写真番号のを補足
37  → 
41  → 
43  → 
45  → 
47  → 
49  → 
51 → 写真番号のを削除
36 写真 → シキミではない(別掲写真参照
47 46 - ヤクシマアセビ → ヤクシマアセビ
48 10 P. × acerifolia → P. orientalis
57 写真 → リュウキュウツツジではない(別掲写真参照
写真 → ‘日の出霧島’ではない(別掲写真参照
83 9 Caryota → urens
88 写真説明 フィコイデア → フィコイデア(黄)
写真 → 写真はヒメパイナップル(A. nanus:写真は市場流通品で「パイナップル」の呼称で流通か?)
92 24 コルムメア属 → コルムネア属
96 47 JF210547 → JF10547
97 19 ‘F. クラウン’ → ‘ファイア・クラウン’
98 34 ミスカンンツス → ミスカンツス
99 21 → 流通時期の「1-7」を削除
103 写真 →‘都の城’として鉢植で流通するものだが、‘都の城’そのものではないという 。本物は切り葉で流通し、いけばななどに使われている。なお、いけばなに使われる園芸品種には、‘大象観’も多く生産され、やはり切り葉で流通しているとのことである。
写真 → まぎらわしいが‘宗石’として鉢植で流通するもので、‘宗碩’ではないとの指摘を受けた。‘宗碩’の方は古い園芸品種で、現在、その流通は趣味家の間でもまずないといわれている。
104 写真 →‘ホンコン’の斑入で‘ホンコン’そのものではない(別掲写真参照
114 39 H. sieboldii → Hylotelephium sieboldii
118 31 ジャクマニー系 → ウィティケラ系
119 13 詳細不明 → 萼片は白;芳香性
21 サカタ育成 → 渡邉偉育成
121 39-40 →「オーシャンブルー」は次頁「-桔梗咲」の直後に移す
41-42 →「曜白シリーズ」は次頁「-‘ヘヴンリー・ブルー’」の直後に移す
46 Quamodit → Quamoclit
123 1 ‘ルビー・レッド’→‘ルビー・スター’(同様に‘Ruby Star’)
9 ‘サマー・ドレス’→ サマー・ドレス
10 ‘Summer Dress’→ Summer Dress (=M. boliviensis)
30 Mypocyrta → Hypocyrta
124 写真 → クダモノトケイソウではない(写真は市場流通品で、「クダモノトケイソウ」の呼称で流通か)(別掲写真参照
125 38 黄花;低; → 黄花;
141 19-20 →「‘エイヴォンヴュー’」は5項目上「-‘ロセア’」の直後に移す
144 1 ヤクヨウサルビア → タチジャコウソウ
152 写真 → クリダンツス・フラグランスではない(別掲写真参照
161 写真説明 ‘ケーナ’→‘ホーランディア’
165 22  → 
171 44 butterfry → butterfly
173 7 → ホウキギ を削除
179 38 JF30908 → JF27799
193 39 var. gloxiniiflora → D. purprea var. gloxiniiflora
195 27 JF54367 → JF50915
209 1 Chysanthemum → Chrysanthemum
217 写真説明 ‘黒竜’→ 黒竜
231 40 白花で → 青紫花で
232 写真 →‘ミッドナイト’ではない(別掲写真参照
234 39 garden catchfry → garden catchfly
235 写真 → シレネ・ウルガリスではない(別掲写真参照
238 54 Signet Grouop →  Signet Group
239 写真説明 ツクシカラマツ → ツクシカラマツの園芸品種
232 写真説明 ‘フィエスタ・デル・ソル’→ ティトニアの園芸品種
242 写真 → スピカタではない(別掲写真参照
243 6  → 
252 19 → JF20003を付記
22 ザルジンスキア属 → ザルジアンスキア属
256 左32 (株)イキグリーン →  (株)サイキグリーン
257 左6 (株)サカタのタネ ガーデンセンター → サカタのタネ ガーデンセンター横浜
左18 (株)サカタのタネ通販部 → (株)サカタのタネ通信販売部
左19 南区永田東3-1-7 045-715-2041 → 都筑区仲町台2-7-1 045-945-8824
257 左53 ガーデンセンター湘南 → サカタのタネ ガーデンセンター湘南
273 左33 67 → 252
277 右59 67 → 252
281 左70 67を削除
288 左21 ‘サマー・ドレス’ → サマー・ドレス
297 中右57 67を削除
303 中右70 ‘ルビー・レッド’ → ‘ルビー・スター’
[マーキング関係]
72 23  → (‘フィリフェラ・アウレア’の項目)
74 29  → (タマイブキの項目)
75 37  → (ハイビャクシンの項目)
77 9 を付記(‘アルバータ・ブルー’の項目)
78 24  → (タギョウショウの項目)
80 1  → (ラクウショウの項目)
22  → (キャラボクの項目)
84 31 を付記(‘小達磨’の項目)
89 20  → (オロシマチクの項目)
24  → (チゴザサの項目)
90 35 を削除(‘ホク・ロン’の項目)
41 を付記(‘スカーレット・ビューティー’の項目)
91 14 を付記(‘ブルー・グラス’の項目)
16 を付記(ゼブリナの項目)
93 7 を付記(‘クイーンズランド’の項目)
96 33 □● → (プミラの項目)
99 14  → (リュウキュウイトバショウの項目)
16  → (バショウの項目)
100 24 ◇□を削除(‘ククラツス’の項目)
102 2 ◇□を削除(コショウの項目)
21 ◇□を削除(ジャイアント・エクシビション・シリーズの項目)
25 を付記(ハイウェイ・シリーズの項目)
41 ◇□を削除(サイアム・コレクションの項目)
103 43 を削除(シイヤザサの項目)
104 1 を付記(シロシマシイヤの項目)
3  → (コクマザサの項目)
42 を削除(トウチク(広義)の項目)
108 16 を削除(神代の項目)
109 4 □● → 
6  → (クーペリの項目)
120 17  → (ヒメイタビの項目)
127 3 ◇□ → (フェイジョアの項目)
129 12 を削除(ウメの項目)
14 を付記(実成り小梅の項目)
45  → 
130 1  → (‘スタンレー’の項目)
7 を付記(コンサングイネウムの項目)
141 48  → 
142 17  → (パイナップルミントの項目)
144 6  → (サンショウの項目)
145 6  → (セキショウの項目)
33 JF14346 → JF14346◇□
158 27  → 
27  → 
160 5  → (ラシアンドラの項目)
161 4 ◇■ → ◇□(ハナニラの項目)
14 JF14549 → JF14549
163 50 ◇■ → ◇□
[その他]
八尋氏による推奨種(以下の頁─行)として掲げたものは期待種の誤りで、同氏にご迷惑をおかけいたしたことをお詫びいたします。
123−40 152−33 195−10 215−3 221−23
151−19 183−9 203−9 215−43 241−27
152−23 187−39 212−35 217−28  


(C)2003 Institute of Plant Names(IPN)